上海倶楽部/松田聖子


おそらく租界時代の上海をイメージしていると思われる、オールドジャズ風の楽しい曲です。


SUPREME
 松田聖子
 release:1986
「上海倶楽部」収録
 



アルバム中の一曲であるせいか、華やかな曲調とは裏腹に世間的にはあまり目立たない印象の曲ですが、個人的にはこういう古き良き時代のキャバレー・ミュージックっぽい曲はけっこうツボだったりします。詞の内容は完全に架空の物語風。踊り子がわんさか出てきてにぎやかに歌い踊るミュージカルやレヴューだとかを彷彿とさせる曲です。

この曲を聴くといつも「上海バンスキング」を思い出します。
何度も映画や舞台になっている音楽劇です。

 


こちらは深作欣二監督の映画版
製作:1984

風間杜夫×松坂慶子名コンビ再び
懐かしの志穂美悦子も出ています

 
 


昭和初期、しだいに軍国化してゆく日本を逃れ、自由と音楽を求めて国際都市・上海に渡った若きジャズメンたちの物語。日中戦争の影が忍び寄る中、いっときだけ花開いた、一場の夢のような彼らの短い青春の時間を描きます。戦争がからんでくるため楽しくも辛い物語になりますが、街中にジャズがあふれ、東西が妖しげに入り混じる、エキゾチック度が半端じゃなかった頃の上海を垣間見るにはうってつけの作品に思います。吉田日出子が歌う舞台版のサントラも秀逸。



上海バンスキング
 吉田日出子
 release:1991

 
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・・・と、すっかり松田聖子の話はどこかにいってしまって冷や汗かいてますが、いずれもノスタルジックな異国情緒感を求める方にはおすすめです。

ちなみに「上海倶楽部」には、コーラスでレベッカNOKKOが参加しているとのこと。いわれてみれば確かにサビの部分にNOKKOらしき声が。長いこと聴いているけど全然気づかなかったな。



 作品データ 

上海倶楽部
リリース:1986(昭和61)年
歌:松田聖子
収録アルバム「SUPREME
作詞:松本隆
作曲:南佳孝
編曲:武部聡志

上海倶楽部

上海倶楽部

  • 松田 聖子
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes