アリア・ソリチュード(イタリア語バージョン)/久石譲


塗りつぶされた過去~アリア・ソリチュード(イタリア語バージョン)
 久石譲作曲(歌:郡愛子)
 映画「はるか、ノスタルジィ」サントラ盤より
 release:1993
 

 

タイトルどおりオペラのアリアを思わせる、物悲しくもたいへん美しい曲(歌曲)です。
海外由来の曲かと思いきや、純国産の曲でした。
1993年公開の映画「はるか、ノスタルジィ」の劇中で使用された曲とのこと。
残念ながら私自身は肝心の映像作品の方は未見なのですが、大林宣彦監督による、大人のファンタジーのような映画だったようです。movies.yahoo.co.jp

作曲は久石譲氏。1990年代といえば、久石氏がジブリアニメや北野武監督の映画などで、珠玉の名曲を次々量産させていた頃ではなかったでしょうか。この曲からもそんな当時の勢いといいますか、旬の魚のごとき脂の乗り切りぶりがうかがえる気がいたします。すばらしいです。

今回ここでご紹介しているのはイタリア語で歌われているものになりますが、この「アリア・ソリチュード」には日本語バージョンもありまして、日本語版の方は一般的に「やるせないアリア」という曲名で知られているようです。作詞は大林宣彦監督自らが担当してます。

「やるせないアリア」→ iTunes(AppleMusic)で試聴可能 

そしてこの曲を日伊語両バージョンとも歌っているのが、声楽家(メゾ・ソプラノ)の郡愛子さんです。温かみのある奥深い歌声が胸を打ちます。私が個人的にこの曲にとても魅力を感じるのは、楽曲自体の素晴らしさもさることながら、この郡愛子さんの包みこまれるような美しい歌声に負うところが大きいかもしれません。

郡愛子さんはご自身のアルバムでも、この曲(日本語バージョンの「やるせないアリア」)をカバーされています。


やるせないアリア
 郡愛子
 収録アルバム:やるせないアリア~郡愛子 愛を歌う
 relese: 2000
 

 

 

  作品データ  

塗りつぶされた過去~アリア・ソリチュード(イタリア語バージョン)
映画「はるか、ノスタルジィ」サントラより
リリース:1993(平成5)年
歌:郡愛子
作詞:大林宣彦(伊語訳詞:かわはら洋)
作曲・編曲:久石譲