AL-MAUJ(アルマージ)/中森明菜
AL-MAUJ(アルマージ)
中森明菜
release: 1988
ジャケ買い必死
中森明菜さんの1988年のシングル曲。
有名な曲なので細かいことは端折りますが、当時初めてこの曲を聴いたときには、全身にぞわぞわと鳥肌が立ったものでした。楽曲の凄さに圧倒されてというよりは、単に明菜さまのビブラートが凄すぎて ( ̄▽ ̄ll)
中森明菜さんのビブラートが凄まじいのは何もこの曲に限ったことではありませんが、それにつけても、数あるシングル曲の中でもトップクラスにものすごい”明菜ビブラート”が聴ける歌ではなかったかと思います。
ビジュアル面のインパクトも強烈で、中近東風な曲の世界観に照らしたアラブの姫君のごとき豪華絢爛な衣装は、ちょっとずつ趣向を変えたものが何パターンにもわたって用意されている感じで、歌番組に登場するたび、今日はどんな衣装で出てくるんだろうとチェックするのが楽しみでもありました。それとあのツタだのヘビだのがからまりまくったやりすぎ感満載のスタンドマイク(笑)。時には「そこまでからめんでも」というぐらいモサモサくねくねしていることもあって、そのあまりの大げさぶりに思わず吹き出してしまうことも一度や二度ではなかったような気がいたしますが(失礼)、いずれにしても、バブル景気に沸く当時の世相にふさわしい、贅の限りを尽くしたようなゴージャスな一曲だったように思います。
さて、タイトルの「AL-MAUJ」ですが、これもすでに方々で言い尽くされていることですが、アラビア語で「波」を意味する言葉とのこと。歌詞は抽象的でやや難解な印象ですが、ゆらゆらと揺れ動いて定まらない気ままな女心を「波」にたとえているのかなと、おこがましくも勝手に解釈してみたりなんかしております。
中森明菜 AL-MAUJ ~アルマージ~ 歌詞 - 歌ネット
ところでこの拙い音楽ブログも、ぽつぽつだらだらと書き続けて、気がつけば記事が100を超えてたのですが、思えば中森明菜さんの曲についての記事を書いたのはこれが初めてだったのでした。我ながらなんたる不覚。こんな私にも「三度の飯より明菜ちゃんが好き」という無邪気な時代があったというのに ( ̄▽ ̄)
なけなしのおこづかいをせっせと貯め、
初めて自分で買ったLP盤は
明菜の2ndアルバム「バリエーション」!
ランドセルの頃の思い出です。
みんな明菜が好きでした。
それはそうと明菜さまは元気にしてるんだろうか?
また歌ってる姿が見たいです。
作品データ
AL-MAUJ(アルマージ)
リリース:1988(昭和63)年
歌:中森明菜
作詞:大津あきら
作曲:佐藤隆
編曲:武部聡志