チャイナ・ドール/佐藤奈々子
チャイナ・ドール
佐藤奈々子
収録アルバム:Kissing Fish
release: 1979
佐藤奈々子さんの1979年の楽曲。
同年リリースの「Kissing Fish」というアルバムに収録されている曲です。
歌詞は、チャイナタウンを舞台に男女(ジゴロと踊り子)のしのび逢いを描く内容で、曲の方はといいますと、最初、胡弓だとか二胡だとかの音色をイメージしたような弦楽器(たぶんバイオリン)によるちょっと長めのイントロに始まり、そのあとは一貫してうっとりするようなオリエンタルな南国ムード。終始アンニュイなウィスパーボイスでせまりまくってくる、けだるくモダンな大人の恋の歌といった印象の曲です。
作詞は佐藤奈々子さんご本人によるもので、作曲は加藤和彦、編曲井上鑑と、いずれも作家陣には達人級のビックネームが並んでいます。
なんといいましょうか、うまく表現できませんが、とにかくもうありとあらゆる点においてそれぞれのセンスが爆発している感じです。
ところで私、チャイナ・ドールというのが実は西洋人形(ビスク・ドールのこと)なのだということを長い間知らずにいました。陶器(英語でchina)で作られているからチャイナ・ドール。ほっそりして美形な人形が多いので、欧米の方では昔から美女を表す形容詞的な言葉としても使われているのだとか。
チャイナ・ドールって、私てっきり、こういうお人形だとばかり思ってたのですが・・・。
イラシャイマセー
photo:TwinBerry_Yuii@Pixabay
なんか全然違ってたみたいです・・・。
チャイナ・ドールはチャイナ・ドールでもとんだチャイナ・ドール違い。
(自分でも何言ってるんだか)
今回はこのへんで失礼いたします。
作品データ
チャイナ・ドール
リリース:1979(昭和54)年
歌:佐藤奈々子
作詞:佐藤奈々子
作曲:加藤和彦
編曲:井上鑑