夏女・杏里がヨーロピアン・サウンドを歌っていたころの曲。
スペインのコルドバを舞台にした、踊り子稼業の女性が主人公の歌です。
かりそめの恋をベースに、虚飾に満ちた世界で生きていく女性の悲哀と諦観が描かれます。
アルバムの中の一収録曲ですが、シングルになっていてもおかしくなさそうな耳ざわりの良いドライブ感にあふれたメロディーラインが印象的な曲です。カラオケ映えしそうです。
Feelin'
杏里
Release:1979
「コルドバの踊り子」収録
ジャンル的にはディスコ歌謡に分類される曲のようです。
歌詞に比べるとサウンド面でのエキゾチック要素はやや控えめな印象ですが、それでも前奏と後奏にはエスパーニャ・カーニ(Espana Cani)をほうふつとさせるパソドブレ風アレンジががっつりと施され、スパニッシュ的世界観を盛り上げています。
España Cañi
The Best of Spain Volume 1
Philharmonic Wind Orchestra & Marc Reift
TVでスペインを紹介するときなんかによくかかるやつ
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